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圧力センサの選定ポイントとは?用途別にわかる失敗しない選び方

3月は、年度末の装置立ち上げや新年度に向けた仕様見直しが増える時期です。
同時に、気温や環境条件が大きく変わり始める季節でもあり、圧力センサに関するトラブルや仕様再検討のご相談が多くなるタイミングでもあります。

圧力センサは装置の性能や信頼性を左右する重要な部品です。
今回は、圧力センサを選定する際に押さえておきたい基本ポイントについてお話しします。


① 圧力レンジは適正か
圧力センサ選定で最も重要なのが 圧力レンジ です。

ポイント
• 実使用圧力に対してレンジが広すぎないか
• 通常運転圧と異常圧を整理しているか
一般的には、実使用圧力の1.5~2倍程度 を目安にすると、分解能と耐久性のバランスが取りやすくなります。


② 精度は「必要十分」か
高精度な圧力センサほどコストは上がりますが、すべての用途で高精度が必要とは限りません。
確認したい点
• 実際の制御・監視に必要な精度
• 温度変化を含めた総合精度
• 再現性・長期安定性
カタログの数値だけでなく、使用環境での精度を意識することが重要です。


③使用環境に合っているか
圧力センサは周囲環境の影響を受けやすい部品です。
チェック項目
• 使用温度範囲
• 湿度・結露の有無
• 振動・衝撃
• 屋内/屋外設置
環境条件に合わない場合、誤動作・ドリフト・寿命低下につながることがあります。


④ 測定媒体との相性
測定する媒体によって、適した構造や材質は異なります。
確認ポイント                      
• 空気・ガス・液体の別               
• 腐食性・汚れの有無
• ダイヤフラム・接液部材質
特に長期使用では、媒体との相性が安定性を大きく左右します。


⑤ 出力方式・インターフェース
制御方式に合った出力を選ぶことも重要です。
• アナログ出力:汎用性が高い
• デジタル出力:ノイズ耐性・データ管理に有利
既存の制御系や配線方法も含めて、
システム全体で見た使いやすさを考慮しましょう。


⑥ 長期供給・代替性
装置寿命が長い場合は、供給面の確認も欠かせません。
• 長期供給が可能か
• 廃番時の代替品があるか
• パッケージ互換性
後からの設計変更を避けるためにも、将来を見据えた選定が重要です。

圧力センサ選定では、
• 圧力レンジ
• 精度
• 使用環境
• 測定媒体
• 出力方式
• 供給性
を整理することが、失敗を防ぐ近道です。 

同じシリーズでもポートが色々選べます。
AABPシリーズ


         
用途に合った最適な圧力センサを選ぶことが、装置の安定稼働とコスト最適化につながります。

圧力センサの選定や代替検討について、用途・環境を踏まえたご相談を承っております。
お気軽にお問い合わせください。


弊社は、長年の圧力センサーと電子部品業界での経験を活かし、社会の様々な課題へ資するべく、お客様・お取引先様へご提案をしております。センサーに限らず、周辺部品なども是非ご用命ください。

また、弊社WEBサイトの“オールデバイス・バーチャルタウン”を製品選択などに是非ご活用ください。各応用分野に対する製品ラインナップからデータシートまでご覧いただけます。オールデバイス・バーチャルタウンはこちらから!

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