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【技術情報】圧力センサーとウェアラブル端末

最近、スマートウォッチを身に着けている人を多くみかけますが、ウェアラブルデバイスの保有率は複数の調査結果を見ても10%前後となっている。令和5年情報通信白書の「世界のウェアラブル端末市場規模の推移及び予測」からしても、また、健康意識の高まりがけん引し、今後の市場拡大が見込まれています。デトロイトトーマツ調べによると、スマートフォン・スマートウォッチ・ヘルスケアバンドなどの端末を所持している人の45%がなんらかの健康指標をモニターしているという。

世界のウェアラブル端末市場規模の推移及び予測

(出典)令和5年情報通信白書

圧力センサーを搭載したウェアラブルデバイスは、個人の健康やフィットネスの管理を可能にしています。日常生活の中で個人の身体状態や活動レベルをリアルタイムで追跡し、データを分析することができます。圧力センサーがウェアラブルデバイスにどのように使われているかの事例は下記の通りです。

1. 活動追跡: 圧力センサーは、歩数や走行距離、階段の昇降など、ユーザーの身体活動を正確な追跡に役立ちます。フィットネスレベルのモニタリングや運動目標の設定を可能にしています。

2. 姿勢分析: スポーツ選手やリハビリテーションを受けている人々にとって、姿勢や動作の分析は非常に重要です。圧力センサーは身体の動きや位置を精密に捉え、姿勢の改善や怪我のリスクを減らすためのフィードバックを提供します。

3. 睡眠モニタリング: 圧力センサーを利用したウェアラブルデバイスは、睡眠中の身体の動きや呼吸パターンを追跡し、睡眠の質を分析します。これにより、睡眠障害の早期発見や生活習慣の改善に役立ちます。

4. 心拍数監視: 一部の圧力センサーは、脈拍を測定することによって心拍数の監視にも使用されます。これにより、心臓の健康状態を常にチェックし、必要に応じて運動の強度を調整することができます。

5.インタラクティブな機能: 圧力センサーは、デバイスの操作やナビゲーションにも応用されています。例えば、ウェアラブルデバイスを軽くタップまたは圧力を加えることで、通知の確認や音楽の再生が可能になります。

オールデバイスでは、圧力センサーを中心に、ウェアラブルデバイスで使用可能なセンサーをご紹介ご提案可能です。是非、お問い合わせください。

弊社は、長年の圧力センサーと電子部品業界での経験を活かし、社会の様々な課題へ資するべく、お客様・お取引先様へご提案をしております。センサーに限らず、周辺部品なども是非ご用命ください。

また、弊社WEBサイトの“オールデバイス・バーチャルタウン”を製品選択などに是非ご活用ください。各応用分野に対する製品ラインナップからデータシートまでご覧いただけます。オールデバイス・バーチャルタウンはこちらから!

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