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圧力センサーとAI

圧力センサーとAIの融合により、様々な分野で日々研究開発が行われ、実用化の幅が広がっています。

 圧力センサーは、センサーが検知した力を電気信号に変え、油圧計・水圧計などの産業用、体重計や血圧計、洗濯機やコーヒーメーカーといった家電など、幅広く使用されています。また、人間の感覚の多くは圧力センサーで見える化・データ化できると期待されており、医療用ロボットなどの研究開発などに使われています。

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(その他のシーンについては、オールデバイス・バーチャルタウンをご確認ください!)

例えば、オフィスや飲食店、共有スペースなどの人の往来があるような場合、圧力センサー内蔵の椅子を設置することで、空席状況の監視や滞在時間などのデータを収集可能で、回転率の分析や動線の効率化に活用できます。

 このような圧力センサーから収集されたデータをAIで解析し活用する動きが、様々な分野で見られます。例えば、 東北大学の2021年10月19日のプレスリリースによると、圧力(荷重)センサーを使ったオフィスチェアにより、日本人の10人に1人の割合で腰痛に悩まされている現状に対し、オフィスで働いている人の腰痛悪化を高い精度で予測することが可能になった、という研究成果が示されています。

 また、健康面などの予防だけでなく、防災や防犯、交通事故防止といった、日々の生活の中におけるリスクに対する予防にも圧力センサーへの活用が期待されています。

コロナに対する行動制限が緩和されているなかで、警察庁などの統計によると2022年の刑法犯認知件数が20年ぶりに増加しています。また、大きな地震や自然災害が頻発しているなかで、私たちは日々、リスクを意識しながら生活しています。

そのような中、いち早くリスクを察知し知らせるシステムとして、AIで平常時と異常時の圧力と音を識別し、スマートホームやスマートビルディングなどの防災・防犯システムに役立てようとする試みがあります。また、安全意識への高まりから、交通事故防止のための補助装置へ圧力センサーが使われています。車のハンドル圧持計測、危険なペダルの踏み込み検知による事故防止、シートにかかる圧力などをデータ化し、AIで解析することで、運転手のストレス・体調から事故防止や煽り運転解消の危険回避につなげています。

 弊社は、長年の圧力センサーと電子部品業界での経験を活かし、社会の様々な課題へ資するべく、お客様・お取引先様へご提案をしております。センサーに限らず、周辺部品なども是非ご用命ください。

また、弊社WEBサイトの“オールデバイス・バーチャルタウン”を製品選択などに是非ご活用ください。各応用分野に対する製品ラインナップからデータシートまでご覧いただけます。オールデバイス・バーチャルタウンはこちらから!

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